ノストラダムスの大予言やジョンタイター予言など、世の中には数々の予言があり、私たちの日常に大きく影響を与えるものもあります。
そんな予言をいくつも的中させてきた、ババ・ヴァンガという女性をみなさんは、ご存知でしょうか?
ババ・ヴァンガは、ブルガリアの予言者。ヨーロッパでは預言者として偉大な影響力があります。
引用:ブルガリアの予言者ババ・ヴァンガ(ウィキぺディアから)
生前、彼女はいくつもの予言を残しました。その中ババ・ヴァンガには、9.11やソ連の崩壊を示唆するものなど、実際に起きた事件がいくつも存在しています。
最近ではコロナウィルス蔓延も予言していたといわれています。さらに2021年に関することも予言しています。
今回は、そんな驚くべきほどに予言を当てていった人物、ババ・ヴァンガについてお話ししていきたいと思います。
盲目の予言者 ババ・ヴァンガとは
ババ・ヴァンガことヴァンゲリア・パンデヴァ・ディミトロヴァは、ストルミツァ(現マケドニア)に1911年1月31日に誕生しました。
その後数奇な人生を辿ることになるわけですが、実は彼女は生まれたときから、予言ができたわけではありません。
生まれつき身体の弱かった彼女ですが、12歳のときに竜巻に飲み込まれ、失明をするというなんとも不幸な出来事に見舞われてしまいます。
ですが、彼女は両目の視力を失ったかわりに未来を予知できるという特殊な能力を得ることになりました。
正確にいうと、彼女は未来を見ることができたのではないと言っています。
普通の人には見ることのできない「不思議な生き物」から、未来の世界で起きる出来事を予知夢で見せられていたと、言っていました。
病弱だった彼女は、医者から早死にしてしまうだろう、と言われていましたがその予想を遥かに越え85歳まで生き延びました。このことに関してある人は、「未来へのメッセージを残す役目を天から与えられたのだ」と、呟きました。
そんな、ババ・ヴァンガですが、彼女の能力が表沙汰になるとその的中ぶりから、あのアドルフ・ヒトラーまでもが彼女のもとに訪れたといわれています。
世界的な独裁者からまでも頼りにされる彼女の予言は、想像以上に凄まじいものだったのでしょう。
ババ・ヴァンガが的中させた予言の数々
では、彼女はどんな予言を残していたのでしょうか。
次は、彼女が実際に的中させた予言の数々をご紹介します。
オバマ大統領の誕生
「第44代アメリカ合衆国大統領は、黒人であり最後の大統領である」
彼女はこんな予言を残しました。
実際に、第44代のアメリカ合衆国の大統領は、バラク・オバマ氏です。
彼は、初めての黒人大統領となり世間を賑わせました。ですが、第45代大統領のドナルド・トランプ氏が就任したため、文通りに解釈すれば外れたことになりますが、比喩的な表現が隠されているとすれば、判断するにはまだ早いでしょう。
コロナウイルス蔓延
彼女は、コロナウイルスについても予言を残しました。
「コロナが私たちの至るところにある」
彼女の友人に対して、亡くなる数年前に言及したそうです。
当時、彼女の友人はその言葉がなにを意味しているのか全く分かりませんでした。ヴァンガが予言したとおり、現在もコロナウイルスは世界中で猛威を奮っています。
私たちの至るところにある、という言葉がコロナの蔓延を示唆するとすれば、驚きが隠せませんね。
ソ連の崩壊
ソ連は崩壊するまで、大きな力をもった大国でした。誰もが、崩壊するなんてことは考えもしなかったでしょう。
しかし、彼女はソ連が崩壊するという予言をしており、見事に予言を的中させます。ソ連の崩壊は、世界に大きな打撃を与えることとなりました。
中国の台頭
「中国は新しい超大国となる。そして、搾取者が搾取されるようになる」
彼女は、中国の台頭についても予言していました。
中国のGDP(国内総生産)は、世界第2位まで上りつめ、超大国の名に恥じないほど、急成長を遂げました。
9.11アメリカ同時多発テロ
彼女はこんな予言を残しています。
「アメリカで鉄の鳥が双子に衝突して、大勢の人々が死ぬ」これはまさに、「鉄の鳥=飛行機」、「双子=世界貿易センタービル」と、解釈することができます。アメリカでという点も相まって、これはピンポイントで予言を的中させたといっても、過言ではありません。
東北大震災
2011年、3月11日。日本にとって忘れることのできない、大きな災害に苦しめられることとなりました。
このことについても彼女は、「2011年に北半球の生活が、放射能で破壊される」と、予言しています。
予言のとおり、放射能放出の危険性から避難を強いられ、今までの生活が激変した方も多く存在しています。
ババ・ヴァンガが、2021年について予言したこと
数多くの予言を的中させてきた彼女ですが、今年についてもいくつかの予言を残していました。
中には、世界の終わりを示唆しているのではないかという興味深いものもあり、悍ましさを感じました。
彼女が、2021年を予言したものをまとめると、
- 2021年にはがんの治療法が見つかる。21世紀の始めくらいには人類はがんを撲滅できる。
- ドナルド・トランプ大統領は謎の病に苦しむだろう。この第45代大統領は、原因不明の病にかかり、耳が聞こえなくなって、脳損傷を受けるだろう。
- ヨーロッパ経済は破綻する。ロシア国内からウラジミール・プーチン大統領の暗殺を企てるものが現れる。イスラム過激派が、化学兵器を使いヨーロッパを襲撃する。
- 世界は、多くの気候変動や大災害に苦しめられる。
- 人類の運命を変えてしまうような衝撃的なできごとを目撃することになる。
- 人々の意識が変わる。
- 困難な時代がやってきて、人々は分断される。
【2021年】希望が持てる予言
心が沈むような予言ばかりですが、これだけではありません。
・石油の生産はストップし、太陽光を利用して列車が空を飛ぶようになる。
石油の生産が終われば、地球が休むことができる。
- 2021年はドラゴンが地球を圧巻する。強いドラゴンが人類を掌握する。
- 3つの巨人が融合し、一部のものが赤い金を手にする。
- 100、5とたくさんの0が見える。
明確に予言をしているものもあれば、比喩的な表現を使ってなにかを表すような予言もありますね。
イギリスの日刊タブロイド紙、デイリー・ミラーではこんなことが書かれていました。
「ドラゴン」とは、なにを意味するのか?国家に例えるとするならば、中国のことだ。
「3つの巨人」は、中国・ロシア・インド。そして赤い金は100元、500ルーブルのことを言っているようだ。どちらも赤い色の紙幣だからだ。
たしかに、このように考えることもできますよね。3つの巨人が三国のことだとすると、なんらかの形で協力し、世界情勢を変えるほどのできごとを起こしてしまうのかもしれません。
ババ・ヴァンガの予言とイルミナティの計画に共通点
さまざまな予言を残した彼女ですが、あの世界的な秘密結社「イルミナティ」の構成員だったのではなないか、と噂されていました。
その根拠ですが、彼女の予言とイルミナティの「新世界秩序」の行程表が酷似しているという点が、あげられます。
この、「新世界秩序」というのはイルミナティが、人類の奴隷化を図る計画のことです。
これまで、彼女が予言を的中させてきた事件と照らし合わせてみると、「ソ連崩壊」 「9.11 アメリカ同時多発テロ」 「東日本大震災」など、イルミナティが深く関与しているのではないかと囁かれているものと、一致しております。果たして、これは偶然といえるのでしょうか。
もし、彼女がイルミナティの構成員であったとするのならば、上層部が彼女を通じて、予言という形で私たちに警告をしていたのかもしれません。
【まとめ】予言者ババ・ヴァンガ
さて、盲目の予言者ババ・ヴァンガについて触れていきましたが、いかがだったでしょうか?
今回、紹介した予言はほんの一部であり、彼女はまだまだ多くの予言を残しています。
彼女の予言は、この先の未来を単純に示しているものなのか。はたまた、イルミナティの計画の一部なのか。
いずれ、時が経てば分かるのでしょうが、最悪の事態にならないことを願います。