霊感霊視占いで何が占える?占いを受けるときの注意点

霊感霊視占い

占いが昔のように不吉な予言をするスタイルではなくなりつつあります。
スピリチュアルブームを機に、未来を予知したり予言したりの要素は薄まり身近なものになってきています。

それでも、霊感や霊視など何かしらの霊能力が必要な分野の占いは現代でも人気が高いです。目には見えない神秘的な世界のことを知れるとなれば、とても興味が沸きますよね。

今回は、霊感霊視占いとはどのようなものかを解説し、実際に受けるときの注意点についてお話していきます。

霊感や霊視とは何か?

霊視霊感
霊感と聞くと、ちょっと特別な感じがしますよね。

まだ起きていない未来のことや、知るはずもない情報を言い当てられたり、守護霊の存在からのメッセージなど知りたいような知りたくないような怖い気持ちになるのではないでしょうか。

実は霊感は「誰にでも備わっている能力」だと言われています。

人には嗅覚や味覚、視覚などの感覚と同じように目には見えないものを感じる受信器のようなものが存在します。それが「第六感」と言われているものです。一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

もちろん霊感の強弱には差はありますので、ただ何となく「こっちは違う気がする…。」という勘のようなものから、はっきりと霊的な存在がイメージできたり、声が聞こえるといったものまでさまざまです。

霊感はある程度は鍛えることができるのですが、やはり体質の問題もあり鍛えなくても初めから感覚が鋭い人は存在します。

ただし、科学的な根拠がなく証明しがたいことなので「信じる」「信じない」は個人の判断に委ねられます。

霊視占いでどんなことが占える?

霊には様々な霊が存在しますが、霊視で意識して捉えている霊の姿は大体が守護霊です。霊には、低級霊といってアクセスすると人にとっては良くない現象が起こるものもあります。

「憑りつかれた」や「魔がさした」とはよくいいますが、それはまさに低級霊による仕業だと言われています。

霊視では、そうした低級霊に注意しながらクライアントの守護霊にアクセスして情報を引き出していきます。

守護霊は、クライアントが前世から引き継いでいる業(カルマ)や、現世での使命や運命などを知りサポートしている存在です。

そのため、これから乗り越えるべき試練や未来で起こるであろうことにどう対処するのが最善か?を理解しています。

霊視占いでは、名前や生年月日などの情報は必要とせず、守護の存在に意識を向け、情報を引き出すことでクライアントにとって必要なアドバイスを告げることができるのです。

ちなみに、チャネリングやアカシックレコードという占いも霊視と同じ部類に入ります。

これらは全て「高次元の存在」「守護の存在」「無意識層」など、目には見えない部分にアクセスして情報を受信したり探ったりしながら必要なメッセージを得ています。

無意識層や魂の記憶なども読み解くことができるので、霊視占いでは守護霊に限らず「先祖」や「前世」「高次の自己」などと繋がり、さまざまな質問や悩みに答えることが可能になります。

本当に霊感占いができる人なのか?その見分け方

占い師
ある程度の霊感は誰にでも備わっていると言われていても、やはり俄かには信じがたいものですよね。それに、インチキな霊感占い師の存在も否めません。

霊感や霊視占いを扱う占い師は、もともと霊感が強いこともありますが、精度をあげるために何かしらの鍛錬をしています。

本当に霊感のある占い師なのかを見極めることは難しいですが、霊感や霊視を使った占いができる占い師の特徴をご紹介していきます。

霊能力がある人ほど低霊級とアクセスしない

守護霊は高い波動を持つ霊ですが、本当に霊視占いができる人は高霊級である守護霊とアクセスすることができます。

幼いころから霊を見たことがあるという人は、確かに霊感があるのですが低い波動で霊と繋がっている可能性があります。

低い波動で繋がる霊は低霊級の可能性が高く、人を陥れるようなメッセージを受け取ってしまうことがあります。

一見するとアドバイスのように思えても、誰かを積極的に傷付けるような回答をし兼ねません。

霊能力がある人ほど、守護の存在や高い次元にいる存在と低霊級とを分けて、波動を合わせることができるのです。

クライアントの行動をコントロールしない

霊能者に「こうしたほうが良い」と言われると、絶対にそうしないと悪いことが起こるのではないかと考えがちです。しかし、そんなことは決してありません。

それに、本当に見えている、見えていないに限らずクライアントを脅かしたり行動を制限することは相手の尊厳を傷つける行為です。

クライアントの相談に応じることができる霊能者ほど相手の尊厳を大切にできますので、選択の自由を尊重してくれるはずです。

また、相談者やその周りの人の死期を予言したりすることもありません。

そして、守護の存在のメッセージを受け取れる霊能者ほど、頼んでもいないのに勝手に霊視してアドバイスしたり除霊することもありません。

霊能者自身が幸せそうである

霊感がある、霊視できる人と出会うと何だか神秘的で自分の知らない世界を覗けたようで高揚感に包まれるでしょう。

しかし、肝心のその霊能者の人柄には目が行きにくくなります。見えている人だと感じれば「スゴイ」ということばかりに気を取られ、その人が幸福そうかということは考えなくなります。

高霊級と波動を合わせることが霊視の方法でしたが、それほどの高い波動と繋がれる人は霊能者自身も満たされた人生を送り、幸福そうであります。

何が幸せと感じるかは人それぞれなので判断が難しいのですが…満たされている人ほど、不平不満を口にしないでしょう。

与えられた環境で、自身ができることを最大限に発揮している人は霊能者でなくても輝かしい存在ですよね。

不幸そうな霊能者に視てもらっても相談者の人生が好転することは無いといえます。

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霊感・霊視占いを受けるときのポイント

占いポイント
霊感を使った占いを「受けてみたい!」と思ったときに、注意したいポイントをご紹介していきます。

霊感や霊視で他人のことを深く掘り下げない

せっかく霊感を使った占いをしてもらうのに、自分ではない誰かのことを深く掘り下げて視てもらったり、不幸を望むような質問や依頼はしないようにしましょう。

好きな相手や大切な人ほど、深く知りたくなると思いますが、自分自身のことではないので事実確認がとりにくいものですよね。

他人のことばかりに気を取られて自身の時間を無駄にするよりも、これからの人生に集中して視てもらうほうが実りがあります。

遊び半分で視てもらわないようにしましょう

霊感や霊視が「できる」と謳っている霊能者の真偽を確かめるためなのか、遊び感覚で占いを受ける人がいます。

占い師の揚げ足をとってやろうとする人もいますが、そのような人には当然メッセージも曖昧で有益な情報は与えられません。

仮に、必要なメッセージを伝えたところで、遊び感覚の人は上手くメッセージを消化できないでしょう。

何を信じるかは人それぞれなので、霊感や霊視がとても信じがたい場合には理解しようと無理をせずに、視てもらわないほうが自身のためになります。

基本的に守護霊や高次の存在と呼ばれているもののメッセージは、クライアントの魂の成長を促すものです。

もし、結果が望んだものと違っていても、ひとまずはその回答を受け入れてみましょう。

霊感・霊視占いでより良い人生を生きる

霊感や霊視占いについてご紹介しました。霊感と聞くと特別な能力のように思いますが、基本的には誰にでも備わっている力でしたね。

便利な現代では、昔の人のように感覚を研ぎ澄ませて生活する場面が少なくなりましたので、忘れているだけなのかもしれません。

霊感や霊視占いを活用しながら、自分の感覚も大切にしてみましょう。

もし、霊能者に悪い結果を言い渡されても鵜呑みにはせず、「これからどうしていきたいのか?」を冷静に探るキッカケにしてしまいましょう。