霊感とは何か。科学で解き明かす神経症的傾向とは。

霊感とは

霊感は、スピリチュアルブームとともに頻繁に使用されているワードですが、具体的に目に見えないものなので本当に霊感って存在しているの?という疑問はいつもつきまとっています。

霊感とは一体何か?科学で解き明かす「神経症的傾向」とは?霊視占いなどについて詳しく解説していきます。

霊感とは何か

あなたは、どのようなものに対して霊感と言っているのでしょうか。漢字からそのまま意味を推測すれば、「霊を感じとること」です。

人間には視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚という五感があります。霊感は、その五感を越えるものであり、目に見えないパワーで理性を越える知とか感覚を獲得することです。つまり第六感が霊感なのです。

「夢のお告げがあった。」「神様からのお告げがあった」などといった話も聞きますが、それも霊感なのかもしれません。

神様からのお告げに左右されるのが霊感であれば、日本の古代において、霊感者は数多く存在していたはずです。

例えば卑弥呼(ひみこ)も霊感者のひとりです。卑弥呼は、 神託を告げ知らせて国を治めることになりますが、それは迷信的な所業として取られる可能性もあります。

ジャンヌダルクが導かれて突き進んだ原動力となるものも霊感です。ジャンヌダルクも霊感の根拠を誤った信仰と判断され、魔女裁判にかけられて火あぶりの刑に処せられることになります。

霊感は、そこに存在しているものかもしれません。しかし、厄介なのは、他者に霊感の存在がわからないことです。神の声を聞いたというモーゼも霊感者ということができます。

霊感とは霊感者がおり、それを信じるものがいれば霊感者ともに同じ道を突き進んで行けばいい問題です。しかし、どうしても周囲からは胡散臭いという声も聞こえて来そうですね。

霊感の正体がわずかでも知ることができれば胡散臭いと思っている人たちも納得することでしょう。周囲の人たちを納得させるため、霊感を科学で解き明せばこうなります。

霊感の正体を科学で解き明かす

[ad]

霊感が何か。それは、人間のパーソナリティーにある神経症的傾向が原因ではないかということが囁かれています。

神経症的傾向とは、メンタル面で非常にもろさをもっていたり、ガラスのような繊細なココロを持っている人たちのことです。神経症的傾向が極度のパーソナリティーを形成することで、壁に出来たシミがヒトの顔に見えたり、人間でないものを人間として見てしまう傾向が高まるといいます。

神経症的傾向のパーソナリティーの人たちほど人間の顔や動物をイメージしてしまうということは実際に実験結果によって明確にされています。この科学的実験によれば感受性の強いパーソナリティーの人たちは、霊感を持っているということになりますが。

なぜ神経症的傾向の人たちが存在しているのかといえば、人間が外敵や危険を素早く察知するための潜在的能力を必要としているというとらえ方もすることができます。古代より素早く敵を察知する能力を持つ人間がたくましく生き延びて来たのです。

霊感とは不安のあらわれかも

また、霊感は不安のあらわれなのかもしれません。メンタルが安定している時には見ることは出来ないけどメンタルが不安定だと突然見えるようになることがあります。

交通事故など体験して突然霊を見るようになったというヒトもいます。そのような人たちも神経症的傾向がアップしたということができるのではないでしょうか。

霊感のメリット・デメリット

霊感
霊感とは、人間に存在する潜在能力と言っていいでしょう。潜在能力だとすればトレーニングすることで霊感をパワーアップさせることができるはずです。

何か不吉な予感がして当たった場合、自分自身には霊感があるかもという思いをします。しかしながら、霊感度をアップさせればもっと様々なことをキャッチすることになります。

ただし、誰もがトレーニングして潜在能力をアップ出来るというようなものでもないでしょう。霊感は資質にもよるところがあります。

また、霊感をアップさせることであなたの人生がどう変化するのかあらかじめ理解しておく必要があります。それは、霊感にはメリットだけでなくデメリットも存在するからです。

メリット

霊感をパワーアップさせることで、相手の気持をより理解することができるようになるでしょう。

霊感のトレーニングとは、相手が何を思っているか、今何をしているか、相手の情報をいちいち聞かないでも知ることができる能力です。

霊感をアップさせることで、よりコミュニケーションがスムーズになったという気持にもなることができます。

相手のことを理解出来ると、 原因不明の体調不良のヒトが霊的な影響を受けているとき、それを知らせてあげることができます。

デメリット

霊感のデメリットとしては、見たくもないものを見てしまうことです。あなたは相手のことを知りすぎて、逆にコミュニケーションが上手くいかないことが起きてしまうかもしれません。

霊感がアップすれば感受性がアップし、霊的影響を受けて体調が不安定になってしまうことも指摘されています。

そして、あなたが霊感を信じるものの、周囲の人たちはあなたの霊感を理解してくれないから人間関係がギクシャクしてしまうこともあるでしょう。

霊視占いについて

占い
霊視占いに注目している人たちも多くいらっしゃることでしょう。霊視占いはどのような捉え方をすればいいのでしょうか。その占いは信用できるものなのでしょうか。

ここで言う霊感とは、様々な事実を心で読み解く能力のことを指します。霊感では、過去や未来、相手の隠し事などもみることができます。

また、霊視とは守護霊との交信のことを言います。肉眼からの情報ではなく、脳内で再生された情報です。

霊能力者が見ている世界は様々です。映像ということもあり、言葉ということもあります。自分自身の感覚で見ている気持になるのかもしれませんが、それはあくまでも守護霊が視たものが脳内で再生しているだけです。

霊視で占えることは、性格、適職、運命、恋愛、結婚、相性など様々です。霊視占いは、星座占い、タロット、姓名判断などとは違って、守護霊からイメージなどを感じ情報を掴む占いです。個人情報に依存しないで、様々な問題を解決することができます。

霊感まとめ

いかがでしょうか。霊感を科学的に言えば、神経症的傾向です。神経症的傾向が極度のパーソナリティーを形成し、壁に出来たシミがヒトの顔に見えるという傾向を高めることができます。

霊視占いとは、守護霊からイメージなどを感じ情報を掴む占いです。霊視とは、守護霊との交信のことを言います。

科学的に見た霊感と、霊視占いの霊感にはかなり差があるかのような感じもあります。

ただし、霊感は果たして科学で全部片づけることができるものなのでしょうか。科学で語られることは、全部間違いではないにしても、全部が正解ということではない可能性もあります。

科学的に見て、人間が外敵や危険を素早く察知するための潜在的能力が霊感なのであり、それは、窮地に立たされたとき科学の領域を簡単に越えていくことができる能力なのかもしれません。

この潜在的能力は、まだまだ人間が簡単には理解することができない能力を秘めていると考えるべきできはないでしょうか。