あなたは自分が夢で見たことを、紙に書いて記録しようと思ったことがありますか?
夢の中であったことを記録として残すのは、あなたの現実を危なくしてしまうかもしれません。
ネットのオカルトサイトで話題になるネタに「夢日記」というものがあり、これは夢を日記としてつける行為です。ネットでは夢日記をつけ続けるのは、危険だと噂されています。
今回は夢日記で夢の中のことを書き残すのがいけない理由や、夢日記が及ぼす危険性について紹介いたします。
夢のことを日記にしてみようと考えた時に、この記事を見て参考にしてください。
夢日記はどうやるの?
夢日記は毎日つけるようになると危険だといわれることですが、その方法はどうやるのか気になりますね。
夢日記が危ない理由を解説する前に、まずは夢日記の方法を紹介しておきましょう。
夢日記の方法①日記を記しておく物
眠っている時に見た夢を日記にするには、寝る前に記しておける物を枕元に用意しておきます。
日記を記しておく物はメモ帳やノートなどの他に、スマートフォンのメモ機能を使っても大丈夫です。メモ帳などを使うのなら、ペンの用意も忘れてはいけません。
枕元に記しておく物を用意しておくと、起きてすぐに書くことができます。
夢は覚えていようと思っても時間が経つと忘れてしまうため、すぐに書かず後で書こうとすると夢の内容が記憶から消えてしまいます。
夢日記の方法②読みやすさなど横において夢の内容を書き出す
朝起きたら夢の内容を覚えている間に、文章の読みやすさなどは気にせずどんどん書き出していきます。
支離滅裂な文章になってしまっても良いので、夢で見た内容を具体的に文字に残します。箇条書きなどにすると、書きやすいかもしれません。
夢日記は他人に見せる日記ではないので読みやすさなど構わずに、夢の内容を覚えている限り全部書いておくことが重要です。
夢日記をつけるのはネット界隈で危ないという噂あり
ネットで「夢日記」のキーワードで検索すると出てくるのは、「夢日記は危ない」というサイトが目立ちます。
夢日記をつけるのはネット界隈ではオカルト的な行為であり、つけた本人が危なくなるという噂がされています。
夢日記に関してネットで語られている噂は、どんな話があるのでしょうか。
夢日記の噂①怖い夢の中に出てきた人物が現実に現れる
夢日記の噂では夢日記を習慣にするようになってから怖い夢を見てしまった時に、その中に出てきた見知らぬ人物が現実世界のどこかに現れるようになったというものがあります。
夢の中に出てくる見知らぬ人物は架空の存在であり、夢を見た人が生きている現実世界にはいないはずの人間です。
それなのに「怖い夢から覚めて起きたら、夢の中で見た人物がベッドの近くにいた」、「怖い夢を見てからしばらくして、夢の中に出てきた人物そっくりな人を街中で見かけた」など、夢日記をつけるようになったことで、現実世界で夢の中のみにいるはずの人物と遭遇してしまう話が多いです。
夢の中に出てきた人物は幽霊で夢日記をつけるようになったことで、夢を通じて霊界と現実世界が重なってしまったのかもしれません。
夢日記の噂②夢の中のことを本当の記憶と間違える
夢日記をつけ続けていると、どんどん夢の世界いる時の感覚がリアルになり、起きても夢をはっきり覚えていられるようになるそうです。
夢の中の出来事をしっかり覚えてしまうことにより、その夢の記憶を本当の記憶として錯覚してしまうという噂もあります。
「夢の中で友だちと約束したことを、本当に約束していることだと思ってしまった」、「夢の中で進めた仕事を、現実でも進めていると勘違いし失敗した」など、夢と現実の記憶がごちゃ混ぜになってしまうようです。
この夢日記に関する噂の恐ろしい面は、夢の中の世界と現実世界の区別がつかなくなってしまうところでしょう。夢日記をつけることにより、当人の精神は歪になっていくのでしょうか。
夢日記をつけることによる危ない影響
先ほどご紹介した夢日記の2つの噂は、夢日記をつけることで出る可能性がある危ない影響が背景にあると考えられます。夢日記をつけると出る危ない影響は、霊的なものと精神面になります。
霊的な危ない影響
夢日記は夢の内容を記録として残しますが、夢の世界を形に残しておくのは触れてはいけない世界に近づくのかもしれません。
夢日記をつけた人では金縛りや幽体離脱を経験した人も多く、夢日記は霊的なトラブルが起こる元になりやすいのです。
昔から夢は不思議な世界につながっているともいわれているので、人智では理解できない超常的な要素を含んでいます。
もしかしたら、夢の世界で見たことは眠りから覚めたら忘れなくてはいけない決まりで、夢日記で夢の中のことを記録することは禁忌に触れてしまう行いなのでしょうか。
金縛りや幽体離脱は心霊現象の定番でありますが、これらは夢日記をつけている人への警告と捉えられます。警告に気づかないで夢日記を続けてしまうと、夢の中に出てきた人物が現実に干渉するようになるのでしょう。
精神面への危ない影響
夢は現実でのストレスや負の感情を受けやすく、夢の中の世界は現実からの影響が強く出やすいです。
夢日記をつけると現実で体験した嫌な記憶が関連した夢を見ても忘れられず、精神状態が不安定になりやすくなる可能性があります。
精神状態のバランスが悪いと考え方が暗くなる傾向があるため、それが夢に影響し悪夢を見る回数が増え、さらに精神状態が悪化するという悪循環を招きます。たとえ悪夢を見なかったとしても、夢が忘れられないことで脳が記憶を処理しきれずに現実と混同してしまいがちになります。夢と現実が曖昧になっていくことにより、精神状態も悪くなっていくのでしょう。
[ad]夢日記をつけるとメリットもある
夢日記をつけるのは危険といわれていますが、メリットとなる面もあります。危険性ばかりではなく、メリットについても簡単に解説いたします。
夢日記をつけるメリット①脳が持つ能力がアップする
夢日記をつけると夢で見た内容を思い出し書き出して書き出すことにより、脳が全体的に刺激されるので発達できるチャンスがあります。
脳の働きが良くなっていくと記憶力・集中力・観察力などの能力がアップするので、結果的に学業や仕事でも役立つ効果が得られるのです。
その他に速く文字を読めるようになったり、勘が鋭くなるという場合もあります。
文字を通常よりも速く読めるようになると、短時間で必要な情報を集めることが可能です。勘が良くなると無意識に自分がトラブルに巻き込まれることを回避でき、あらゆる面で自己防衛できるようになります。
夢日記のメリット②明晰夢が見られるようになる
夢日記をつけると、明晰夢が見られるようになります。明晰夢とは夢であることを自覚し夢を見ることで、いま自分がいる場所が夢の中だと分かると自分のしたいことを思うままにできます。
明晰夢で夢の内容を自在にコントロールすれば、夢の中で行きたかった場所にどこでも行けて会いたい人にもいつでも会えます。
明晰夢は自分の願望が何でも叶えられる理想の世界ともいえ、夢日記で明晰夢が見られれば楽しい時間が過ごせます。
夢の中を好きなようにできるというのが、夢日記で得られる最大のメリットなのかもしれません。
夢日記をつけるかは自己責任で決めること
夢日記をつけるのは現実で怖い目にあったり、精神状態に不安が出るなどの危険性を含んでいます。
しかし、その反面で夢日記は脳の働きが良くなったり、夢で理想の世界を体験できるなどのメリットも持っています。
危険性もメリットもある夢日記をつけるかは、自己責任で決めましょう。
夢日記で危ない目に合うならつけない、メリットがあるならつけてみると判断を下すのはあなた自身です。危険性とメリットのどちらを取るか、よく考えて決めるようにしてください。