近年の私達は地下を利用してより便利になりました。地下に線路を通すことによって商業施設へのアクセスを良くしたり、電柱を埋めることによって落雷などの停電リスクを減らすなど、地下を最大限に活用しているように感じますが、地下は横にも下にも膨大に広がっています。
私達には知られていない施設や通路が張り巡らされているというのは、日本をはじめ世界中で囁かれています。
この記事では、東京の地下迷路についての都市伝説に焦点を当てて紹介いたします。
東京の地下は迷路のようになっている?4つの噂とは
東京の地下には地下鉄の他に地下街や駐車場、地下通路があり、それだけでも迷路のような作りになっています。しかし、地図に描かれている以上の路線や通路が地下にはたくさんあるというのです。
中には要人が緊急事態に使用するために迷路のようになっているという説も。真しやかに囁かれている4つの説をご紹介します。
要人や皇室の緊急避難通路
皇居から八王子方面に向けた避難通路説と国会議事堂や首相官邸も含めた主要施設の地下から延びる避難通路説とに分かれていますが、どちらも有事の際に退避できるような秘密の通路だというものです。
通路からはさらに地下鉄の下にある地下路線があり、地下路線も迷路のようになっているのだとか。国会の近くにはその地下通路の一部が見えるという噂もあるようですが、それらしいものは未だに発見はされていません。
しかし、有楽町方面の地下通路は市ヶ谷にある防衛庁から戦車を移動するように広く作られているという噂も流れており、軍事用や有事の時の地下通路もあるのかもしれません。
西早稲田駅からの地下通路
東京メトロ西早稲田駅のエレベーターには停まらない階があり、それが地下の秘密の通路に繋がっているというものです。
一度サラリーマンの男性が降りるところに直面した男性が後をつけたそうですが、途中で男性を見失ったばかりか警察官によって身元を尋ねられて駅まで戻されたそうです。それ以来エレベーターがその階に停まることはなくなったそうです。
実はこの西早稲田駅の近くにある戸山公園の地下は一般には非公開となっている政府の施設となっており、西早稲田駅はその施設への入口となっているのだとか。
戸山公園は広大な敷地があり、地下鉄にも近いので秘密の地下路線とも繋がっているのかもしれません。
大久保駅のアンダーグラウンド
大久保駅の地下には新大久保駅まで続く広大な地下空間が広がっており、巨大な商店街になっているというものです。
かつて実際に運営されていたそうですが、消防法の改正により安全面への配慮から営業中止となり、現在も廃墟として封鎖をされています。
しかし、噂によると現在でも闇市として営業されており、一般には販売が禁止されてるようなものや珍品が、外国人を中心に売られているそうです。
入口には鍵がかかっているそうなので入ることは出来ないそうですが、大久保駅近隣ビルと新大久保駅近隣ビルの中にあり、入口そのものは見ることができるそうです。
高島屋地下の新幹線ホーム
新宿高島屋の地下には新幹線の停まるホームがあるというものです。実際には電車が停まることはありませんが、侵入に成功したという人間が後を絶たないので都市伝説として噂されている場所です。
実際に降りた人によると、宇宙人のようなUMAのような生物がホームを利用していたということです。宇宙人の目撃情報も度々上がっていますが、地下に移動経路を確保しているのかもしれません。
以上のように東京の秘密の地下通路や地下路線に関しては目撃者が後を後を絶たず噂も広がり続けています。火のないところに煙りは立たないとも言いますし、東京には日本の要所から皇居があることもあるのできっと何かしらの施設があるのかもしれません。
事項では現在確認されている東京地下施設について触れていきます。
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実際に存在する東京地下施設
前項では未確認の東京地下施設について紹介しましたが、東京には一般公開されていたり、周知されているものの、未公表の使用用途を噂されている施設もあります。この項では確認されているものの、都市伝説を囁かれている東京地下の施設について紹介いたします。
首都圏外郭放水路の噂
東京の中心地からは少し離れますが、埼玉県の地下にある巨大施設です。SNS上で「東京地下には巨大な神殿がある」という情報が画像付きで拡散されたものです。
巨大な柱と白く広大な空間は、パルテノン神殿を彷彿とさせ、世界中のミステリー愛好家から注目を浴びました。
メディアでも取り上げられたこの施設は「東京外郭放水路」という、その名の通り豪雨などによる河川の氾濫時に地下から江戸川まで放水する設備なのです。
見学ツアーも組まれており、公開もされていますが、広大で頑丈な作りなことからシェルターも併設されているのではという噂もあるのです。
こちらの噂は都市伝説というよりは噂の域を出ませんが、確かにこの施設のような作りのシェルターがあれば災害の際も安心ですね。
東京駅地下の自動車道
こちらはメディア放送により存在が確認された場所です。「東京駅の地下には巨大な空間がある」という都市伝説があり、駅員も存在だけは知らされていた地下道路の一部です。
かつては地下に道路を掘る計画があり、結局着工途中で放置されてしまったものがメディアを通して公開された形になります。
この地下道路に関しては計画書もあることからこれ以上の秘密はなさそうですが、一つの空洞が明らかになったことによって他の空洞の存在も存在の可能性が浮上してきたので都市伝説を語る上では重要な施設と言えます。
幻の駅
東京の地下には運営されていたものの封鎖された地下鉄の駅や、完成したものの使用されなかった駅があります。中でも実際に見ることができるのが幻と言われる新橋駅のホームです。
一時期都市伝説となっていたこの駅のホームですが、東京メトロにより存在が公表されたホームです。
地下鉄新橋駅の折り返し用の駅として存在していましたが、当時の運営会社の吸収や戦争の激化により運行が中断され、今の丸ノ内線が完成することには新橋を通過しない路線となったために封鎖された駅となりました。
東京地下には新橋駅の他にも存在が確認されていない未供与駅などに関する都市伝説がありますが、新橋駅が存在したことから他の駅の存在も期待されるようになりました。
都市伝説だったものが実在をした例や、公開されているもののさらなる都市伝説を生み出しているものについて紹介しました。
これらの例が東京地下についての都市伝説の信憑性を高めているのでワクワクしますね。
事項では東京以外の世界で有名な地下迷路の都市伝説についてを紹介いたします。中には東京地下迷路と似た都市伝説もあり、都市伝説を検証する上で欠かせないものとなっています。
モスクワやロンドンなど海外の地下迷路
海外も地下通路や地下鉄は多く作られており、都市伝説も多くあります。その中から東京地下の都市伝説と似たものを比較しながら紹介したいと思います。
モスクワ第2の地下路線
モスクワには700~900万人の人が利用する207もの駅を備えた巨大な地下鉄が走っています。
路線の数は12、総延長は350kmにも及び、まさしく地下迷路といえる空間となっています。
その地下路線の他にもう一つ別の空間に地下鉄路線nが走っているというのです。
一般公表はされていないが、冷戦前から使用されていたという証言もあり、政府関係者が存在を示唆したこともあります。
政府専用機の基地や参謀本部予備指揮所などにも繋がっている要人用の緊急時の秘密路線とも言われており、東京の要人用避難通路や有楽町線の軍事用通路などとも似通っていることが分かります。
首相や大統領、王室などの人間は狙われることも多いので、こうした秘密の通路は各国に存在しているのかもしれません。
ロンドン地下の謎の空間
世界で初めて鉄道が開通したロンドンには世界最古の地下鉄も存在します。
268駅ある巨大な路線は、ロンドンの地下中を走っており、その隙間隙間には存在を公表されていない空間があるのではないかという都市伝説が多くあります。
中でも東京の高島屋地下の都市伝説と似ているのが宇宙人などが運び込まれている施設が存在するというものです。
第二次世界大戦の時にイングランドにUFOが墜落したと言われており、目撃者も多くいます。その墜落したUFOから運び込まれたものを収容しているのが地下というものです。
他にも食人族が地上から地下に移り住み、迷い込んだ人間を捕獲しているというものもあります。
このように世界の都市伝説には共通点があります。共通点があるということは都市伝説の信憑性が高まってきますよね。
特に地下の要人用の避難通路やシェルターは中国や北朝鮮では公開されています。
東京地下迷路まとめ
東京の地下迷路について紹介いたしましたが、よく見知った土地に自分の知らない場所、さらには秘密とされているところがあると思うだけでワクワクしますよね。
都市伝説は憶測の域を出ないものから、存在を否定されるものや肯定されるものまで様々なものがあります。
今後もはっきりしない都市伝説もあるでしょうが、わからないからこそ楽しめるのが都市伝説の面白いところでもあるので、これを気に様々な都市伝説を調べてみてはいかがでしょうか。