秘密結社フリーメイソンの真実!その入会条件は意外だった!
都市伝説を探していると必ず誰もが目にするキーワードがあります。
「秘密結社フリーメイソン」
書籍やYouTube、個人ブログなど色々な媒体で紹介されていますね。
世界を陰から支配する秘密組織としてイルミナティとならんで有名な秘密結社として描かれている事が多いです。
その秘密結社フリーメイソンの活動内容、歴史、そして入会条件や資格、手順を紹介します。
フリーメイソンとは
都市伝説では世界を陰から操る闇の組織の様に描かれています。しかし、実際の活動は闇ではなく光の当たる場所で活動をしています。
フリーメイソンは世界最古にして最大の友愛団体と言われています。「自由」「平等」「博愛」をテーマに地域の清掃や養護施設のボランティア活動等を行っています。
ハロウィンやバーベキューなどの地域イベントも開催しており、非会員でも参加して楽しめるイベントを企画する事もあります。
また、会員の交流も必須の活動になっているため、ボランティア活動やイベントの後など食事会、飲み会、パーティーが開催されています。また定期的に交流会も開かれているようです。
世界中で会員数は様々な説があり100万人~600万人いるといわれていて、会員情報が一部非公開の為、正確な人数は不明です。世界各地に活動拠点があり日本国内はおよそ2000人と言われています。
政治活動に関しては否定されています。内部のルールとして政治的な話は禁止とされているそうです。政治に影響を及ぼさないようにという約束を元に活動しています。
また、宗教的活動も否定しています。個人の信仰、宗教は尊重しどこの宗派に所属していても問題視されませんが、フリーメイソンとして宗教活動はしていないということです。会員の間で宗教的衝突もないそうです。
活動に関してフリーメイソンは17世紀のヨーロッパに起源があり、その当時の文化の影響を大きく受けているため、聖書などの引用がみられる様です。
フリーメイソンの起源
フリーメイソンの起源は一般的には中世イギリスの石工職人ロッジ(組合)といわれています。
また、フランス国王によって解体されたテンプル騎士団の生き残りと石工職人ロッジが融合して誕生したとも言われています。
その後、1717年にグランドロッジが設立され近代フリーメイソンの体制が出来たとされています。
フリーメイソンはなぜ秘密結社なのか
フリーメイソンの活動は清掃や養護施設のボランティアなどの外の活動は公開されていますが、組織内での活動は非公開となっています。
理由は起源の石工職人にあります。石工職人はそれぞれの現場規模により人数が増減します。
雇用数の変化に合わせてロッジを移籍する事もあり、移動した先の現場で自分がどれだけのスキルがあるか証明する為に石工職人の仲間内だけで決められた承認手順があったようです。
それにテンプル騎士団の階級制度や儀礼、中世に力のあった宗教の影響をうけます。
結果、非公開の仲間内だけで行う儀式、儀礼を含めた活動になったといわれています。
フリーメイソンに所属している人
日本のフリーメイソンに所属する有名人の一人に高須クリニックの高須院長がいます。
偉人では坂本龍馬もフリーメイソンに所属していたか、関係があったといわれています。海外ではアメリカ建国メンバーが所属していたといわれています。
現代の政治家の会員は複数の説があるので確定情報が在りません。
活動内容と禁止事項からすると政治家会員がいない可能性の方が高そうです。
所属している人達の特徴としてある程度の時間に余裕があり、信仰心と向上心が高い、大きな目標や理念をもつ人が多いと言われています。
そうすると自然と実業家や会社役員、オーナーやスポーツ選手など富裕層と呼ばれる人達が多くなってしまうかもしれません。
フリーメイソンの拠点
フリーメイソンの拠点は秘密ではなく、公開されています。
建物には堂々とシンボルマークが掲げられており看板も出ています。
日本で最も有名な拠点は日本グランド・ロッジと呼ばれる場所があります。
グランドロッジが日本の総本部になります。場所は意外にも東京タワーの隣に建物があり住所も公開されています。
その他には支社となるロッジが横浜、名古屋、京都、福岡、佐世保、沖縄にあります。
各地のロッジリストはこちら「http://japangrandlodge.org/lodges-j.html(日本グランド・ロッジ公式)」
フリーメイソンの入会条件
フリーメイソンに入会する為にはいくつか条件があります。
必須となる条件は5つです。
- 20歳以上の成人男性(女性不可・学生不可)
- 道徳を重んじ信仰心をもっている(無神論者は認められない。宗教宗派は問わない)
- 文字の読み書きが出来る
- 日本に1年以上住んでいる
- 会費の支払いができる定収入がある
この5項目を満たせば入会申請ができます。
[ad]必須項目にはあげられていませんが、日本国内の会員の多くは外国人であるため、ロッジ内の公用語が英語となっている場所があります。
少なくとも英語で日常会話に不自由が無い程度の英会話能力を持っていた方が良さそうです。また、各地のロッジそれぞれに独自の条件がある場合があります。
所属するロッジは自身で選択ができます。会員は定例会の出席義務があるので居住地から近い所を選ぶことになります。
入会の請願書の提出まではやるべき事が3つあります。
- フリーメイソンについて調べて理解を深める
- ロッジを選び会員と知り合いになる
- 請願書を提出する
もし、知り合いにフリーメイソンの会員がいない場合、日本グランド・ロッジに連絡をすれば各地のロッジの紹介などサポートをして貰えるようです。イベント参加や解放日にロッジを訪問して会員と仲良くなりましょう。
既存会員と交流が深まったら請願書を提出します。その際、保証人が二人必要となります。日本グランド・ロッジでは保証人と表記されていますが各地のロッジでは推薦者と表記されている事があります。
請願書が受理されると申請したロッジの会員により面接があります。面接を無事クリアすると最終段階です。ロッジの月1回の定例会にて入会を認めるかの審査と投票が行われます。1票でも反対があると入会は不可となってしまいます。
申請から入会完了までは月1回の定例会通過するため2ヶ月程度の時間がかかります。年末などの繁忙期にかかってしまった場合はさらに長くかかる場合があるようです。
1入会は個人の自由意志と同意が尊重されており、既存会員からの勧誘活動はありません。請願書や資料の入手は日本グランドロッジHPもしくは各地のロッジから申し込みができます。
噂にある既存会員が勧誘してロッジへ推薦し入会する、という手順はなく、入会希望者が自ら手続きをして知り合い、もしくはイベントなどを通して知り合った会員が後押しをする、といったスタイルになります。
入会にかかる費用は各地で多少の上下がありますが平均して入会費が45,000円、年会費が8,000円です(日本グランド・ロッジ公式HPより)。各地のロッジで活動内容や維持費を考慮して金額設定が出来るようになっているため、全国統一の金額ではなく、多少の上下があるそうです。
以上がフリーメイソン入会条件の解説になります。申請までは手順を踏んでいけば誰でもできます。
あとは面接と審査を突破出来れば無事会員となります。重視されるのは道徳心や性格、人間性、信仰心、向上心など高い精神性を持っているかという点ともいわれています。
フリーメイソンまとめ
フリーメイソンの活動や歴史、入会条件などを紹介してきました。
噂に聞くほど怖い所でもなく、拠点も公になっています。
最終審査は厳しいかもしれませんが入会条件は厳しくなく誰でも可能性がありますね。
活動理念の一つに「会員相互の特性と人格の向上をはかり、よき人々をさらに良くしようとする団体」という物もあるので仲間を作ってよりよい自分へレベルアップ目指す向上心が高い人にはとても良い修行の場になるかもしれません。
あなたも一度フリーメイソンの扉をノックしてみてはいかがでしょうか。